top of page
執筆者の写真Tomoco Itoh

「考える力をつけたい」

皆さまこんにちは♪伊藤智子です。


ホームページを少しリニューアルしまして、ブログもリニューアルしました☺️


ここでは何をお伝えすることがいいのか、と私なりに考えまして、


やはりここでは、レッスンに対する想いや、子どもたちから感じることなど、


日々お伝えしたいなと思っていること、そして、


レッスンでしていきたいなと思っていることなどを書けたらなと思います☺️


「考える力をつけたい」


子どもたちを見ていて思うことです。


「考える力」これは、


・人の話を聞いて頭の中で要約する力(要約力)

・話を先読みする力(想像力)

・今ある事実から新しいものを発想する力(展開力)

・過去聞いたことを今に生かせる力(記憶力)

・時間や物事の計算を素早くする力(計算力)

・人の意見を聞いて自分の意見を生み出せる力(自分力)


こうした力のことを「考える力」とまとめています。


学校の勉強ができること、良い点数を取ることではなく、

直接的に、生きていくに必要な力が、これからの「考える力」だと

思います。


そこには日頃、私たちが音楽で磨いている ”感性” も必要です。


感じ取る力がなければキャッチできないことも多いですので「感覚」というものは一番磨きたいところではあるのです♪


しかし、せっかく感じ取れても上記のような「考える力」がないと

それを「生かす」ことができません。


感じたことを表現するにも、伝えるにも、

言語や音などに置き換える必要があり、そのためには要約できたり、点と点を繋げたりできないといけません。


ですから私が日頃しているレッスンでは、いつもそこを子どもたちに意識し話しています。


質問の仕方も、考えないと答えられない質問をします。

私が答えを言うのは簡単ですが、答えを導き出す過程が子どもの能力を高めますので、

すぐには教えません。


答えられない時は、少しずつ、小さなヒントは言います。

でもそうしていると子どもには3タイプ分かれることに気づきます。


①なんとか答えようと色々言ってみる子

②黙ってこちらが正解を教えてくれるまで待つ子

③真剣に考えて答えようとする子


①の子は、一応自分で答えを出そうと考えています。しかし、当てずっぽでも当たったらラッキー。そういう思考もあります。


②ひたすら待つ。待てば教えてくれることを知っている子です。日頃、お家でも教えてもらうのだろうなと思います。このタイプは大体、根比べでお母さんが子どもに負けてしまっているパターンが多いです。


③こちらは考える力を使おうとしている子、考えるという習慣のある子です。自分の能力に自信があり、自分で答えを出せる!と思っている子です。


皆さまのお子様はどのタイプに近いでしょうか。

「考える力」は習慣です。


日頃から鍛える必要がありますので、これは結構な割合でご家庭での「会話」の仕方で変わってきます。


何かを勉強させるのではなく、どんな勉強をするにも、日常の生活をするにも、

一番一緒にいるお母さんやお父さんが、子どもにどんな投げかけをしていくか。


そこが大きな”ポイント” になってきます。


レッスンでつけたい力は、やはりそうした「考える力」です。


・レッスンで言われたことを「まとめる」

・私が言っていることから「次の展開を考える」

・今言われた場所と同じ場所を見つけたり、似た場所を見つけ他の場所でも言われたことを生かす

・前回言われたことなどをしっかり覚えている

・時間の使い方を計算して今動ける

・言われたことから自分の考えも持つ


レッスンをしてもしても、なかなか入っていかない、進歩が見られない。

そうした場合は、こうした力が足りないことが多いです。


しかしこれらは、「習慣」が大切なため、レッスンで私に投げかけられるだけではなかなか身につきません。


お家でも、こういうことを意識され、お子さまと会話されると、少しずつお子さまの力が変わってくると思いますので、ぜひご家庭でも取り入れてみてください😊


最後までお読みいただきありがとうございます♪



Tomocoピアノ教室

伊藤智子





閲覧数:80回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page